ハーレーとカスタムはワンセット

明けても暮れても楽しいハーレーカスタム記

二人乗りができるシートはタンデムシートだけ

タンデム

ハーレーは一人で乗るという人が多いですが、タンデムシートがあれば二人乗りが可能です。

昔は高速道路をバイクで二人乗りする行為が禁止されていましたが、現在は20歳以上で免許取得から3年以上が経過していれば可能になりました。ツーリングの楽しみ方に幅ができたので、以前よりも二人乗りする人が増えてきたのです。ただしハーレーには乗車定員が定められており、乗車定員が一名であれば二人乗りはできません。
一人乗りのソロシートを二人乗りのタンデムシートに変更した場合、車検に通らなくなるので注意してください。

乗車定員は安全に運転するための基準のひとつですから、必ず守るようにしましょう。タンデムシートをソロシートに変えるのは問題ないと思うかもしれませんが、これも車検に通らなくなります。どうしても仕様を変えたい場合は、陸運局で構造変更申請の手続きをする必要があります。これらの手続きはバイクショップに頼めば代行してくれるでしょう。もしタンデムシートをソロシートに変更して乗っている場合は、車検前に変更しておく必要があります。

ソロシートのメリットはスタイリッシュな外観を演出できることです。ただ機能性を考えるのであれば、タンデムシートのほうが適しています。二人乗りが必要な状況がやってこないとは限らないからです。もともとハーレーの多くは二人乗り仕様ですから、あえてソロシートに変更するメリットはあまりないです。もしドレスアップを目的に変更する場合は、足つき性を重視してください。シートを変更すれば足つき性や乗り心地は大きく変わってきます。厚みのあるシートは座り心地がよいですが、足つき性は悪くなるので注意しましょう。
また重心が高くなるので、バランスに若干の差が生じます。