ハーレーとカスタムはワンセット

明けても暮れても楽しいハーレーカスタム記

アイドリング調整をするハーレーのパーツとは

街中のハーレー

ハーレーは高速道路に乗車できるバイクのため、近場よりも旅行など遠方への移動で使われます。ただ遠方への移動で使うからこそ、ハーレーが不調になると大変です。そのため不調の予兆を見逃さないことが大事なのですが、特にアイドリングは確認しておいたほうが良いです。アイドリングは、赤信号などで停止状態でも少量だけエンジンに空気を送り込むことでガソリンを燃やす機能のことです。スロットルを回さなくてもガソリンを少量だけ燃やす状態にすることで、いざスロットルを回したときにエンジンがすぐに作動するので出遅れを無くします。

不調には色々な種類がありますが、その代表例としては停車している時に普段では起きないような大量のエンジン音が発生するもしくは逆に停車している時にエンジン音が聞こえないほどに音量が低くなることです。放置をすると燃費が悪くなるだけでなく、道路で走行中にエンジンが止まるなど危険度が増してしまうのですぐに対処する必要があります。

ハーレーポリススタイル

対象方法としては、アイドリングに関する部分をきれいにする、そしてパーツ調整という方法になります。先に言ったとおりにアイドリングは停止状態でもすぐに起動できるようするための機能なので、そのガソリンを流す部分が汚れなどで詰まっていると異常につながるのです。そこでエアダスタ―やエアクリーナーなどを使って、アイドリングに関するパーツについた汚れをきれいにします。そしてパーツ調整というのは、ハーレーには停止時に空気を入れるためのエアスクリューというねじがあります。そのネジが緩んでいることで起きている場合があるので、エンジンを温めた状態で一旦停止し防熱の軍手をはめてねじが緩んでいれば説明書に書かれている硬さまでで締めることで直る場合があります。

ただし対処法はあくまで軽症だった場合であり、部品の破損などで起きている場合は対処しきれないです。もし対処法が分からないもしくは部品の欠損が原因の場合には、無理をせずにバイクメーカーで直してもらう必要があります。