ハーレーとカスタムはワンセット

明けても暮れても楽しいハーレーカスタム記

初心者に最適なハーレーのメンテナンスに使用する工具とは

たくさんのパーツ

数あるバイクの中でも、ハーレーはライダー自身で気軽にカスタムやメンテンナンスができるのが特徴です。カスタムやメンテナンスを行うには必要な工具を揃えることが基本となります。一口にバイク用工具と言っても数多くの種類が販売されていて、初心者の中には手当たり次第に購入してお金を無駄にしてしまう人も少なくありません。より高度なカスタムにはプロの技術者が使う工具が必要になりますが、知識や技術のない初心者はカスタム自体できないので不要です。

バイク初心者が最初に購入すべき工具は、インチ工具セットです。こちらは文字通り、様々なサイズの道具が入っている工具セットです。ハーレーのパーツは大半がインチサイズで作られているため、日曜大工などで使われるミリサイズの工具では使用できません。インチ工具セットを購入しておけば、殆どのパーツを取り外すことができます。

そして日常的なメンテンナンスをする上で欠かすことのできない工具がトルクスです。トルクスとは星型のネジを外すために使う工具のことを言います。ハーレーのネジには星型があちこちに使われていて、場所によって適合するトルクスが異なるので注意が必要です。トルクスはT6からT70まで15段階に分かれていますが、ハーレーのメンテナンスではT10からT50まで揃えておけば問題ありません。

そのほか、用意しておくと便利な工具として挙げられるのがエクステンションとユニバーサルジョイントです。エクステンションはソケットの延長、ユニバーサルジョイントは用途に合わせて角度を自由に変えられるという特性があります。これらの工具は手が入りにくい場所の作業をスムーズにさせてくれるので、少しでもメンテナンスやカスタムの時間と手間を省きたいという場合に最適です。